2024.05.21 13:42(34)片山津の叡王戦 将棋のタイトル戦叡王戦は、新しい棋戦である。いくつかのタイトル戦同様、トーナメント戦の優勝者がタイトル保持者に挑戦する。挑戦手合は5番勝負で一日制。現在のタイトル保持者すなわち叡王は藤井八冠で、今年は藤井八冠と同年齢の伊藤匠七段が挑戦している。 叡王戦は、プロ棋士とコンピューター将棋ソフトウェアが対戦する将棋電王戦に淵源を持ち、ドワンゴから不二家に主催が移って開催されている棋戦で、2015年創設、2017年にタイトル戦となった。タイトルへの挑戦手合は、毎年、名人戦と重なるようにして行われ、当初7番勝負であったが、今は5番勝負に改められた。 この棋戦で面白いのは、一次予選が、各段ごとにトーナメント方式で行われることで、各段から勝ち上がった1、2名の棋士...